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2007年12月 7日 (金)

記録は後からついてくる

 国内歴代単独1位となる16試合連続KO勝利を目指していた、牛若丸あきべぇが負けたそうです。
 ちなみに、ボクシングの話題です。
 新聞には、「『16試合連続』新記録ならず」とか書いてあったけど、記録ってそんな簡単なもんじゃないでしょ。
 「10代で世界王者」「最年少世界王者」「連続KO記録」・・・
 最近、そんな煽り文句ばっかが駆け巡ってるけど、そんなんは全部結果であって、そこから逆算してやるもんじゃなかろうに。
 今回負けた牛若丸あきべぇというボクサーは、弱い外国人選手と対戦して戦績を積み上げていくという、いわゆる“カメダ方式”を取り入れるべくカメダ組に入ったボクサーと記憶していたのですが、実はもうカメダ組からは抜けているんだそうです。
 今年の6月にカメダ組から足を洗って、それ以降は実力者と対戦して地力をつけていくという、真っ当な方向に方針転回してたようで、今回負けた日本タイトルマッチも、とても強いチャンピオンへの挑戦だったようです。
 確かに、記録って残るもんやから、大きな価値のあるものであることは間違いないけど、弱い相手に勝ち続けて数字だけの記録をでっち上げるよりは、今回強い相手に負けて記録を作れなかった方が、負けた牛若丸あきべぇには気の毒だけど、良かったと思う。
 そんなやり方で記録を破られたら、記録保持者は堪ったもんじゃない。
 牛若丸あきべぇに関しては、本人も再起を期しているみたいなんで、この先も元カメダ組という暗い過去はついて回るとは思うけど、頑張って欲しいもんですな。
 ただ、“牛若丸あきべぇ”っていうリングネームは・・・
 もうやめた方がええんちゃうかなぁ。

 本日のお買い物・「喧嘩商売 9」(木多康昭)

 以下、毎日の記事です。

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プロボクシングの日本ウエルター級タイトルマッチ10回戦が6日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級王者、湯場忠志(30)=都城レオスポーツ=が初挑戦の世界ボクシング協会(WBA)同級13位、牛若丸あきべぇ(22)=本名・渡部信宣(あきのり)、協栄=を一回1分30秒KOで降し、2度目の防衛に成功した。あきべぇは戦績17戦16勝(15KO)1敗で、国内歴代単独1位となる16試合連続KO勝利はならなかった。湯場の戦績は38戦32勝(23KO)4敗2分け。
 サウスポー同士の対決はあきべぇが開始直後に右フックでダウンを奪取。だが、湯場が左ロングフックで倒し返し、さらにワンツーの左ストレートで倒してテンカウントを聞かせた。
 ◇あきべぇ散るも、「1分半」は貴重な経験に
 濃密な1分半だった。強打のサウスポー同士が持ち味を発揮。ダウン応酬の末、16試合連続KO勝利の日本新記録を狙ったあきべぇが散った。
 あきべぇが開始早々にラッシュをかけ、動きの硬い湯場を右フックで倒した。だが、その後の攻めは中途半端。身長で9センチ高い王者に距離を取られ、ガードが下がったところに左ロングフックを浴びてダウン。何とか立ったものの連打でロープに詰められ、最後はワンツーを浴びて沈んだ。しばらく立ち上がれず、担架で運ばれた。
 「くぐってきた修羅場の数が違った」と金平桂一郎・協栄ジム会長。昨年5月から1年間、同門の亀田興毅、大毅兄弟とともに亀田史郎元トレーナーの指導を受け、フィジカル面を強化した。だが、弱い外国人と対戦を重ねるうち、攻防兼備だったスタイルが攻撃一辺倒に変わり、粗さも目立っていた。
 「これからが始まり。自分はこの経験を力に変えられる人間と思う」と、涙を流しながら再起を誓うあきべぇ。日本新記録のかかる試合で、あえて日本3階級制覇の名王者に挑んだ心意気は潔い。この日の1分半は、過去のどの試合より貴重な経験になったはずだ。

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